君と僕の関係
今日‥青学の越前っつー奴に負けた‥
しかも、6−4‥最初のほうは俺がリードしてたのに‥
まさか‥負けるなんて‥
誰も予想してなかったっつーの‥
「赤也っ!!
「‥‥っ!?」
やっべぇ!!忘れてた‥彼女との約束
‥また‥殴られるのかな‥俺
「もぉ!!約束忘れるなんて!!あんた‥またテニスしてたでしょ!!」
「あ〜ごめん、ごめん‥」
「あんたはいつもそうじゃない‥はぁ‥で、素直に謝るっていうことは‥‥」
「‥‥」
「‥ううん。何でもない。」
そういって彼女は空を見上げて微笑む
彼女は何もいなくても理解してくれる‥
俺が生まれたときからずっとすぐ側にいる存在だったから
「‥悔しかった‥」
俺がそうつぶやくと同時に彼女に抱きしめられた
ただ
なにも言わずに
強く‥ 強く‥
「あ!いい所に赤也と発見〜」
俺たちはその声が聞こえるとすぐ離れた
何事もなかったように
「この荷物重いのよ〜今日、タイムサービスで半額だったから!
はい。赤也もって!テニスしてるんだから〜」
「えっ!だって俺、テニスバッグもってるし、部活帰りでつ」
「ぐだくだ言わない!さっさと持つ!」
「はいはい‥今日はやなことばかりだぜ‥」
「あっれ〜?この優しい様が慰めてあげたのに?」
「様なんかつけんなバーカ。」
「何、赤也。何か嫌なことでもあったの?」
「いや‥別に‥さぁて、荷物も重いことですし‥さっさと帰りますか〜」
俺は駆け出した
「あーこら!そんなに走るとこけるぞ〜!」
彼女の笑う声が聞こえる‥
毎日聞いてるけど飽きないその声‥
この声をずっと側できいていたい
彼女も俺と同じことを思っている
だけど
「姉さんも母さんも早くこないと袋ん中に入ってる肉、焼いて全部食ってやるからな!」
俺と彼女の関係は
姉弟
END.
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